2018/1/13 新規記事を追加 ⇒ カシオ EX-word RISE XDR-S1 実機レビュー(XDR-B20の後継機です)
CASIO カシオ EX-word RISE XDR-B20BU 英会話学習専用機
カシオ XDR-B20とは、カシオ CASIOが2017年2月に発売した新型の英会話学習機器です。2016年4月に発売されたXDR-A20の後継機となります。これ一台で英会話が勉強・習得できる。新発想のデジタル英会話学習機です。
電子辞書のパイオニアであるカシオさんから、なんと、夢のような英会話勉強機器が発売されました。その名も、「カシオ XDR-B20」です。エントリー機として、コンテンツ量が若干少ない「XDR-B10」という機器も販売されています。英会話学習のためのコンテンツが含まれるだけでなく、国語辞典、英英辞典、英和辞典、和英辞典などの辞典機能も充実しているので、英語を中心に学習したい方は必携ツールではないでしょうか?辞典系や、コンテンツ系は、iPhoneやAndroidで多数のアプリがリリースされていますが、スマホアプリの場合、ついついゲームをしたくなったりまたは、音楽やLINEを使いたくなることもあり、英語学習に専念できる専用機はおすすめです。
そんな筆者も、英語が学習できる機器は無いだろうかと探していたところ、こちらカシオXDR-B20を見つけ、すぐに購入しました。
購入したCASIO カシオ XDR-B20BUが届きました。
CASIO カシオ XDR-B20BUと、純正保護ケースXDR-CC1(別売品)。
CASIO カシオ XDR-B20の箱の中には、本体、USBケーブル、ACアダプター、説明書が入っています。
カシオ XDR-B20 USBケーブルはアンドロイドスマホ用と同じタイプです。USBケーブルの長さは約1.8mと長めのため、ギリギリ壁のコンセントから机の上まで届きます。また、机の上に置いたパソコンからつなげて、使う分にも不自由しません。
CASIO カシオ XDR-B20の裏側はメッシュ状になっていて良い作りです。
CASIO カシオ XDR-B20は、閉じた状態で上に液晶画面があるのでバッグで持ち運ぶなら保護ケースは必須ですね。保護ケースに付いている爪に本体をかちっとはめて固定する、カシオ電子辞書のいつもの仕組みです。
CASIO カシオ XDR-B20を専用保護ケースに装着。かちっとはまり良い感じ、さすが純正ケース。
CASIO カシオ XDR-B20のケースを閉じるとこのように液晶画面が保護されます。これでバッグに入れて持ち運んでも大丈夫。この専用機とともに、英会話 勉強生活が今日から始まります。
カシオ XDR-B20 のイヤホンはステレオミニプラグジャック。スマホ用をそのまま使えます。リスニングトレーニング、発音トレーニングをする際にも、イヤホンがあれば音声に集中できますね。音声の品質は、AMラジオよりは良くて、FMラジオよりは劣る感じです。NHKラジオのコンテンツを聞く際も、イヤホンを使って勉強すれば、AMラジオで聞くよりも発音を良く聞くことができます。
早速XDR-B20を使って見ました。英語辞書、英会話コンテンツの他、国語辞典や文学作品まで入っています。早速キクタンを使ってみましたが、イヤホンをつなげて仕事をしながらでも英会話コンテンツを流し聞きできます。基礎コースから入っているのでこれから英会話を始めようという方にもばっちりですね。キクタンは、過去に書籍を購入したことがあるのですが、このXDR-B20があれば本は必要ありませんね。今から英会話を勉強する方には、全部入りのこの専用機はかなりおすすめできます。
内蔵スピーカーも付いていますが、音声は、イヤホンが無い時のおまけ程度の品質です。しっかり勉強する方は別途イヤホンを使って下さい。スマホを使っている方なら、ステレオミニプラグのイヤホンをそのまま利用できます。音声品質は、AMラジオよりは良く、FMラジオよりは下の品質。通常使用にはまったく問題ありません。
コンテンツの中には、NHKラジオ英会話も入っています。これは2014年度(2014年4月~2015年3月)版のNHKラジオとなっています。自分が中学生の頃、毎月NHKラジオテキストを購入して英会話を勉強したことがありますが、つい聞き忘れたりしながら途中で挫折した経験があります。XDR-B20なら、自分のペースで勉強できるのが良いですね。さらに、書籍タイプのNHKラジオテキストと違って、画面が自動的にめくられていくので、別の作業をしながら聞くこともできますし、ページをめくる必要も無いので、これは画期的といえるほど、素晴らしいです。また、各回全編を通して聞く必要もなく、各回の中で進めたいだけ進めることができます。ラジオ英会話でありながら、ほぼインタラクティブ操作ができるインタラクティブ英会話です。
このNHKラジオ英会話機能のさらに面白いのが、カレンダー形式で自分の進捗を確認できるという所です。自分がどこまで勉強したか分かるので、つい勉強の進めたくなってしまいます。これ、スマホゲームの「クエスト」のようにゲーム感覚で楽しいです。
日本人にとって、rとlの発音の違い、zとthとdの発音の違いなど、日本語に無い発音だから難しいですよね。ついついカタカナ英語になってしまいます。本を読むだけでは発音方法について勉強しづらいですが、このXDR-B20を使うと、なんと、動画と音声を使って発音の違いについて勉強できてしまうのです。XDR-B20の中に入っている「英語の発音が良くなる本(中経出版 )」がそれです。日本人が発音しづらい英語を何度も聴いたり、自分でしゃべったり(それを録音して聞くこともできます)しながら勉強できるのです。
今まで**年生きて来て、rとlの発音の違いが苦手だったのですが、「英語の発音が良くなる本(中経出版 )」に「rは日本語のラリルレロと違って、舌が上あごにつきません。lは舌が上あごに付きます。」と書いてあり、なるほどっ!その通りだ!と思ったのです。今まで、中学の授業、高校の授業、大学の授業と何年も英語を学んできたものの、このように分かりやすく発音方法を教えてくれた先生はいませんでした。XDR-B20に感謝いたします。
イヤホンでリスニング中に電源ボタンを押すと液晶画面を消したままリスニングレッスンできます。画面を消すと電池が長持ちするので、電車通勤・通学中に英会話勉強できるのが便利です。また画面を消すことにより、イヤホンからの音声に集中できるのが良いです。しかし、NHKラジオコンテンツを聞いていると、各レッスン単位で停止していまうのがちょっと不便です。連続して次のレッスンも聞くことはできると便利と思うのですが設定で変更できるのでしょうか(未検証)?。
さらに、純正液晶保護フィルム XDR-PF1 も購入してみました。ここで問題が、購入したXDR-B20にそのまま液晶保護フィルムを貼れば良いのか?または、購入したばかりのXDR-B20には保護シートが貼られていてそれを剥がす必要があるのか?説明書を見ても、また本体を見ても分かりません。XDR-B20の液晶画面を斜めから光を当ててみると微妙に画面が波打っているようにも見えます(つまり、プラスチック製の保護シートが貼られているようにも見えます)。または、何も貼られていないようにも見えます。不明なため、カシオさんの問合せ窓口宛てに問合せメールを送ってみました。返事が届いたら、純正液晶保護フィルムを貼ってみます。
2017/3/24 追記
カシオさんから返事が届きました。
>1.液晶保護フィルムを貼るまえにこの2つのシールを剥がす必要が ありますか?
左右に貼られているシールがついたままですと、"保護フィルム"の端が 浮き上がってしまう為、剥がしてから貼り付けをお願いいたします。 なお、シール自体は、低粘着で糊残りしにくい材質を使用しておりますが、 念のためよく拭きとってから貼り付けをお願いいたします。
>2.この2枚のシールに加えて、表面には保護用の透明フィルムが貼られていますか?そしてそれを剥がす必要がありますか?
製品本体には、"保護フィルム"は貼っておりません。
>3.または、何もシールを剥がさずに液晶保護フィルムを貼られますか?
上記でご案内致しましたように、左右に貼られているシールがついたまま ですと、"保護フィルム"の端が浮き上がってしまう為、剥がしてから貼り 付けをお願いいたします。
XDR-B20BU(左)、XDR-B20RD(右)の、赤と青、両方を購入しました。
XDR-B20を購入して5日間が経過しましたが、大満足です。素晴らしいです。以前、英会話を勉強するために、英語教室に説明を聞きに行ったり、また家庭教師さんと契約したり、音声CD付の本を購入したり、ネット上の英会話学習サービスを利用したり、子供を英語教室に通わせたりと様々なことを行ってきましたが、そのほとんど全てがこのXDR-B20の中に入っています。
中学英語レベルの基本例語を勉強するにはNHKの基礎英語から、英会話を学ぶにもNHKラジオ英会話コンテンツ、その他、先生の会話に続いて自分もしゃべり、それを録音して聞き比べする機能、「th」「R」など日本人が発生が苦手な発生を自動判定を受けながら何度も練習できる機能、ボディランゲージの種類、発音方法の動画再生機能など、あらゆる機能が含まれています。この4万円弱の金額でこれだけ全ての機能が入っているのです。さすが、電子辞書のカシオさん、XDR-B20は、外見は電子辞書に似ていますが中身はまったく異なります。まさに、英会話学習専用機です。これは本当に素晴らしいです。英会話を勉強する全ての人にお勧めしたいです。
そんなワケで1台目を購入した4日後に、2台目のXDR-B20を購入しました。前回購入が青、今回購入したのがワインレッドタイプです。青は自分が使って、ワインレッドは、妻、または子供が使う予定です。本当に素晴らしい機器を企画・販売してくださいましてありがとうございます。カシオさんに大感謝です。
メモリ容量の関係上仕方ないのか、かなり音質が悪いです。例えて言うと、携帯電話の声を聞いているような音声です。低音が無く、高音が強調されている感じで不自然な音声。特に女性の声が高音が強調されすぎていて音声の中にキンキンと耳に響く音が含まれていて音声を大きくして聞くと耳への刺激が強すぎて耳が痛くなります。もう少し自然な音声、柔らかい音声にして欲しいです。値段が2倍になっても良いのでCD品質の自然な音声バージョンが出たら購入します。
イヤホンを使ってXDR-B20を使用すると、イヤホンジャック位置が左側にあるので両手で左右を持って使うという使い方をする際にイヤホンジャックに差し込んだイヤホンコードが邪魔になってしまいます。
イヤホンジャックを手前に持ってくると・・・今度はベッドの上で寝転んだ状態で上を見ながらEX-word RISEを使えなくなってしまうので手前はNG。
イヤホンジャックを本体の奥側に持ってくると・・・これもイヤホンジャックを挿しづらくなったりして使いづらそう。
一番の解決策は、イヤホンを使わなくても良い音質にするか、または、iPhoneと同様にBluetoothイヤホンが使えたらいいなあ。
現在、次のような点で使いづらいです。
現時点では、最も優れた英会話学習機であることは間違いありません。英語、英会話を上達させたいと思っている方なら カシオ XDR-B20はマストバイアイテムです。購入して良かったと必ず思うことでしょう。
※2018/1/13追記:XDR-B20の後継機であるXDR-S1がカシオから2017年11月に発売されました。筆者が新型機の発売を知ったのが2018年1月11日、そして上記で記載の使い勝手の悪い箇所が改善されていることを知りすぐにXDR-S1を購入しました。XDR-S1の実機レビュー記事を書きましたのでぜひご覧下さい。
⇒ カシオ EX-word RISE XDR-S1 実機レビュー(XDR-B20の後継機です)
plactice makes perfect.
日本語で言うと、習うより慣れろ。楽しくレッスンしながら英語が上達しますように!
関連記事: カシオ EX-word RISE XDR-S1 実機レビュー(XDR-B20の後継機です)
⇒ スタディサプリ ENGLISH レビューもご覧ください
関連リンク: カシオ XDR-B20 公式サイト, カシオ XDR-B10 公式サイト, カシオ CASIO 公式サイト
2019/9/8 英単語を覚えるには書籍「究極の英単語」がベスト
2019/5/13 カシオ CASIO EX-word XD-SR4900 電子辞書 高校生モデル レビュー
2019/5/7 TOEIC® 500点達成するための勉強方法まとめ
2019/4/14 TOEIC® 試験 当日の過ごし方を追加
2018/9/17 初めて受けるTOEIC®テストで高得点を取るコツ
2018/7/29 TOEIC® 試験の記録
2018/6/23 TOEIC® 前日の過ごし方
2018/5/8 英語 リスニング おすすめ勉強方法
2018/5/4 TOEIC® スコアアップナビ
2018/5/1 TOEIC® スコアアップへの道程
2018/4/8 TOEIC® 試験 時間 当日のスケジュール
2018/3/30 洋楽を聴いて英語学習するにはSpotifyが最強な件
2018/2/24 オーストラリア 留学体験 メモ
2018/2/23 スタディサプリ ENGLISH TOEIC
2018/2/8 英英辞典活用法
2018/1/13 カシオ CASIO EX-word RISE XDR-S1 英会話学習器 実機レビュー
2017/11/20 NHK しごとの基礎英語
2017/10/20 英語耳とは
2017/5/16 生きた英会話を学ぶにはNetflixが最強な件
2017/4/3 LONGMAN ロングマン現代英英辞典 アプリ レビュー
2017/3/27 レアジョブの退会方法
2017/3/20 CASIO XDR-B20 英会話学習器 実機レビュー