TOEIC® 500点を取るための最短の勉強方法とは

2019/5/7更新

TOEIC® 500点達成するための効果的な勉強方法まとめ

TOEIC®で500点達成するための最短の勉強方法、効果的な勉強方法について解説します。過去10回以上連続してTOEIC Listening & Readingテストを受験しています。学生時代はどちらかというと英語は苦手科目でしたがTOEICを受験するに当たり勉強し約1ヶ月間(実質1週間程度)勉強するだけで500点を取ることができました。その後も連続10回以上連続してTOEICを受験していますが英語が苦手な方でも500点簡単であることが分かりました。初めてTOEICを受ける方、TOEICを受験したけど500点未満だった方、はぜひ本記事を読んでまずは500点達成を目指してください。

本記事は、初めてTOEICを受ける方が500点を目指す勉強方法、またはTOEICを受験したけど500点未満だった方がまずは500点を達成したいという方の勉強方法について解説します600点達成する方法、700点達成する方法については別記事で紹介します。

TOEIC® 500点達成するための効果的な勉強方法:リスニングとリーディングの得点配分と目標を設定する

TOEIC L & Rの点数配分は、リスニングが5点~495点、リーディングが5点~495点の合計10点~満点990点です。

リスニングパートは、英語の聞き取りの能力を上げるだけで大幅に点数アップする

リスニングパートは、英語の聞き取り能力を上げるだけで、英単語や文法が苦手でも大きく得点アップが望めます。

リーディングパートは、英語の聞き取りの能力を上げるだけで大幅に点数アップする

リーディングパートは、次の能力が必要です。

  1. 英単語の語彙力
  2. TOEICには良く出る単語があります。
  3. よく使われる接続詞の意味
  4. 接続詞の使い方の問題があります。
  5. 英語リーディング速度
  6. 文章量がかなりあるので時間が足りません。

リスニングとリーディングパートの点数目標設定

TOEICを初めて受験する方、またはTOEICを受験したけど500点未満だった方は恐らくリーディング能力が300点未満でしょう。しかし、リーディングパートは短時間の学習で300点達成できるはずです。リスニング目標300点、リーディング目標200点とすれば最初の500点は達成できるはずです。

TOEIC® 500点達成するための勉強方法:「英語は音が変化する」ことを知ればリスニングで300点獲得できる

TOEICで500を達成したいという方、あなたはまずは500点達成という目標を持っていることと思います。目標を持つこと、その目標に向かって勉強すれば誰でも500点達成できることでしょう。しかし、最短最速でTOEIC 500点達成するためには何が必要か?初めてTOEICを受験する方、またはTOEIC点数が500点未満の人は恐らく「リスニング」の苦手意識があることでしょう。日本で小学校、中学校、高校と授業で英語を学んで来た中で一番欠けているのは「英語リスニング能力」でしょう。学校の英語の先生が話す英語の話し方と、海外または映画の中の外人さんの英語の話し方は全く異なると思いませんか?

ネイティブ外人さんが話す英語が全く聞き取れないという方、英語の文章を見ながら外人さんが話す英語を聞いても文字と聞こえる言葉が一致しないのはなぜか?それはその英語の単語通りに話していないからなのです。例えば「Would you」は、英単語を一つずつ話すと「ウッド」「ユー」ですが、話し言葉では「ウッド ユー」ではなく「ウジュー」になります。「I had been」⇒「I'd been」⇒ 「アイビン」になって「had」の部分の読みが消えてしまいます。「Tell her」は「テル ハー」ではなく、話し言葉では「テラー」になります。「Waiting for」は「ウエイティング フォー」でなく「ウェイティンフォー」または「ティ」の部分が日本語の「ティ」でなく「リ」に近くなり「ウエイリンフォー」のように音声変化します。

リスニングが苦手という方は、この英語の音声変化を知らないという方なのでしょう。英語の音声変化には次の6種類があります。

  1. 連結・・・つながる音、短くなる音
  2. 脱落・・・消えてなくなる音
  3. 同化・・・混じり合う音
  4. 短縮・・・短くなる音
  5. 弱形・・・弱くなる音
  6. 変化・・・変化する音

今までリスニングを聞いても英単語が聞こえなかったという方は安心してください。聞こえなかったのではなくしゃべっていないから聞こえなくて当たり前なのです。英語には音が消えたり、つながったり、弱くなったりと「音声変化」するとこと、その音声変化の基本を知ることによりリスニング力は大幅に向上することでしょう。

「英語には音声変化がある」について筆者が勉強した方法はスタディサプリ ENGLISH TOEIC(月額制有料アプリ)と英語学習機カシオ CASIO EX-word RISE XDR-S1に含まれる「絶対『英語の耳』になる!~」のコンテンツです。どちらも有料ですが、TOEIC 試験で500点をすぐに達成できるための投資と考えると安いものです。かなりおすすめです。

TOEIC® 500点達成するための勉強方法:過去問題を解く、模擬問題を解く

一般的な大学受験、高校受験、または学校の中間テスト、期末テストでは過去問題を解くことにより問題傾向をしったりまたはそっくり同じ問題が出て点数を獲得できるというメリットがありますが、筆者が調べた限りではTOEICの過去問題集は出ていません。また、TOEIC受験時に問題用紙の持ち帰りや録音が禁止されているため過去問題が一般に出回ることがありません。

TOEIC® 500点達成するための勉強方法:問題構成、流れ、質問の傾向、解答の傾向を知る

過去に10回以上連続してTOEIC L&R試験を受けた筆者が感じたことは、毎回、問題の構成、流れが同じ、質問の傾向、解答の傾向が似ているということです。このTOEIC試験の流れに慣れることが500点達成を目指す効率良い勉強方法と言えます。

例えばリスニング問題では、「~は誰ですか?」に対して「~(誰)です」という解答では無く「知りません」だったり「担当ではないので~」のように変化球的な解答が出てくることがあります。

TOEIC® 500点達成するための勉強方法:おすすめ書籍

TOEICの過去問題を解く代わりにおすすめなのがTOEICの試験を作っている機関が作っている公式問題集を説くことがお勧めです。TOEICを初めて受験する方が受験前に試験の流れを知るため、またはTOEICを過去に受験したことがある方がさらに点数を上げたい時にお勧めします。

TOEIC® 500点達成するための勉強方法:問題の流れに慣れる

TOEIC受験時に効率良く点数を上げる方法は問題の先読みです。過去にTOEICを受験したことがある方、または上述の公式問題集を解いたことがある方は問題の流れが分かるかと思いますがリスニングの問題で最も効率良く点数を獲得する方法は問題の先読みです。各パートで

  1. 問題の解き方を説明している間に、そのパートの最初の問題の設問(+時間があれば回答の選択肢)を先読みする。
  2. 各問題のリーディングを行いながらその場で回答していく
  3. 設問内容の読み上げがあるが、この読み上げが始まった頃には既に各設問に解答済みなので次の設問を先読みする。

という流れで先読みを行うことにより問題読み上げ時その場でテンポ良く解答しながら次の設問も読むことができます。言葉で説明することは難しいので、ぜひTOEIC公式問題集についている音声CDを聞きながらTOEIC問題になれてください。この問題先読みを行うこと、また問題形式になれることにより、リスニングの300点達成は簡単に行えることでしょう。

TOEIC® 500点達成するための勉強方法:良く使われる単語を知るだけで点数アップ

TOEICテストが400点未満だった方はおそらくリスニングの聞き取りができなかった上に分からない英単語が沢山出てきて意味が分からなかったという方でしょう。TOEIC試験にはとにかく毎回のように出てくる単語があります。その単語の使い方、意味を覚えるだけで500点達成も夢ではありません。

筆者が過去10回以上連続受験した中でよく出てくる単語として印象に残っているのは次のようなものです。

単語 意味、説明
pile [動]・・・を積む。[名](積み重ねの)山。PART 1の写真描写問題で選択枝としてよく出ます。同意語でstackなども。
schedule イギリス英語で発音が異なることがあります!
US英語(アメリカ)とUK英語(イギリス)で読み方が異なります。一般的に私たちが認識しているのはUS読みの「スケジュール」ですが、UK英語では「シェジュール」です。TOEICの勉強を始めて、初めて「シェジュール」を聴いた時は衝撃でした。そしてイギリス英語は発音が異なることがある、ということが分かったのです。他には「data」⇒通常は「データ」ですが「ダータ」と読まれることもあります。他には「often」⇒学校の授業では「オフン」と覚えましたが「オフトゥン」と読まれることもあります(アメリカでも最近はオフトゥンと読まれるそうです)。というように、同じ単語でも話す人により違う発音になることがある、ということを覚えてください。
along
among
along・・・~に沿って。among・・・~の間に、~の中で。PART 1の写真描写問題で選択枝としてよく出ます。
instaed of 「instead of」⇒「・・・でなく,・・・の代わりに」
despite
in spite of
「despite」=「in spite of」⇒「・・・にもかかわらず」。PART 5の短文穴埋め問題によくでます。基本的なイディオムは覚えておきたいものです

TOEIC® 500点達成するための勉強方法:リーディングで時間が足りない時の裏ワザ

過去に10回以上連続してTOEICを受験した筆者でも毎回リーディングで時間切れになり最後の10問前後を解くことができません。英語文章の早読みになれることにより点数アップできるのでしょうが、筆者はまだその能力を身につけて居ません。最後に時間が無くなった時は全ての問題の解答を適当で良いから行うこと。ABCDのどれかを一つだけマークしてください。解答が間違っていても減点されません。たまたまでも解答が合えば加点されます。少々裏技っぽいですが、TOEIC公式サイトでもこの方法が推奨されています。とにかく、未回答の設問を残さないこと。最後の1~2分で全ての設問に解答すること。これだけで数点の得点アップが見込めることでしょう。

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