英英辞典活用法パーフェクトガイド

英英辞典とは


左からLONGMAN 英英辞典 第2版、LONGMAN 英英辞典 第6版（最新刊）、Oxford ワードパワー英英辞典、Oxford 現代英英辞典、(筆者撮影)。

英英辞典とは、英単語の意味を英語で説明する辞典のことです。一般的に日本人が英単語の意味を調べるために利用する辞典は英和辞典ですが、英英辞典は、英単語の意味を英語で説明するという点で、英和辞典とは全く異なります。

えっ、英単語の意味が分からないので英英辞典を使って単語を調べると、その単語を英語で説明しているってどういうこと？と不思議に思う方もいるかも知れませんが、日本人が日本語を調べる辞典は？国語辞典ですよね。国語で国語を説明するのが国語辞典。同様に、分かりやすい簡単な英語で英単語を説明するのが英英辞典なのです。日本人にとっての国語辞典と同様に、英語圏の人にとっては、英英辞典が英語辞典なのです。

代表的な英英辞典ブランドには、Oxford（オックスフォード）とLONGMAN（ロングマン）の２種類があります。さらに、それぞれのブランドには複数バリエーションが存在します。

英英辞典を使うメリットは？

英英辞典で、英単語の本質的な意味や類義語、言い換えを理解する

英和辞典が英単語を日本語で説明するのと異なり、英単語を英語で説明しているので、その説明分を読むだけで英語の勉強になります。ある英単語を別の英文で説明しているのでより本質的な英単語の意味を知ることができるようになります。

英英辞典で、英単語微妙なニュアンスを理解、英語脳を目指せ！

英単語の意味の微妙なニュアンスを知ることができます。

パソコンで使える電子辞書までゲット、英単語や例文の音声読み上げを聞いて英語耳を目指せ！

英語辞書機能が使えるソフトウェアが入ったDVD-ROMや、CD-ROMが付属する英英辞典も発売しており、辞典を購入するだけで、パソコンにイントールして使える電子辞書を入手できます。この電子辞書を使えるようになるだけでも英英辞典を購入するメリットと言えます。またiPhoneやAndroidスマートフォンで使える英英辞典アプリも発売されており、スマートフォンでも英英辞典を使うことができます。

英英辞典を使うデメリットは？

英英辞典は、英語初級者には難しいかも？中級者以上の方におすすめ！

英英辞典で説明している英語の文章の意味を理解できない人にとっては、英英辞典で分からない単語を調べると出てきた説明文の中に含まれる英単語が分からずさらに検索するとその説明分の意味も理解できない、というように無限ループに陥ってしまいます。ある程度英語の文章が理解できる中級クラス未満の人にとっては、英英辞典は使いづらいと感じるかも知れません。

英英辞典＋赤鉛筆活用で学習効果アップ！


英単語に赤鉛筆でアンダーラインを引いたロングマン英英辞典、(筆者撮影)。

筆者のおすすめは英英辞典＋赤鉛筆活用です。英英辞典で引いた英単語の見出し語に赤鉛筆で下線を引くだけ。英単語を引けば引くほど、赤鉛筆のラインが増えていきます。また後日開いたページに赤線を見つけたらもう一度その単語を見て見よう。意味をしっかり理解していればOK。意味を忘れていたら読むことにより反復学習できます。英英辞典が手垢で真っ黒になるまで、赤線で真っ赤になるまで英英辞典を活用しよう。英英辞典全体が真っ赤になった時、あなたの脳みその中は英単語でいっぱい、英語スキルという一生の宝物を得ることができます。

おすすめの英英辞典はどれ？

どの英英辞典を買えば良いか？

アマゾン 英英辞典 売れ筋ランキングを見ると、OxfordとLONGMANが2大人気英英辞典であることが分かります。そんな筆者も、サイズや版違いにより紙のLONGMAN英英辞典を2冊、Oxford英英辞典を3冊、アプリ版はLONGMANとOxfordの有料版、そして電子辞書の中にはOxford英英辞典をそれぞれ所有しています。筆者が学生時代に初めて出会った英英辞典がLONGMAN英英辞典(第2版)ペーパーバック版だったため、LONGMANが一番好きです。iPhone版のLONGMAN英英辞典 アプリは非常に使い勝手通いので気に入っています。

パソコンには、Oxfordの英英辞典ソフトウェアをインストールして使っています。このソフトは、【DVD-ROM付】オックスフォード現代英英辞典 第9版を購入したら付いてきたソフトウェアですが、Windowsにも、Macにもインストールできます。パソコンを電子辞書として使える、いつでもすぐに英単語を調べられる、音声で読み上げてくれるので発音力、リスニング力も身につけることができます。非常に使い勝手が良いので気に入っています。

英英辞典のペーパーバック版とハードカバー版、どちらがおすすめ？

ペーパーバック版は、安い紙に印刷され、ハードカバーの様に皮や布や厚紙による表紙を用いていない形態の本のことです。ハードカバー版は、分厚い表紙が付いており、各ページの品質も高品質です。値段はペーパーバック版の方が安く、重さはペーパーバック版の方が軽いです。

筆者のおすすめは、ペーパーバック版の英英辞典です。ハードカバー版よりも安く軽く、英英辞典を使い倒すつもりで赤鉛筆で線を入れたり、いつもカバンに入れて持ち歩くには使い勝手が良いです。英英辞典をたまにしか使わない、机の上や本棚の中に入れて使わずに大切に保管しておきたいという方にはハードカバー版もおすすめしますが、当サイト abcd.jp をご覧になっている皆さんは前者かと思います。はい、ペーパーバック版を買いましょう！

英英辞典、学習者向け？分厚いやつ？ミニタイプ、電子辞書、アプリのどれがおすすめ？

学習者向けにカスタマイズされた版や、携帯に便利なミニタイプも存在します。ミニタイプは英単語の説明文が短いので、これから学習しようとする方には、学習者向け、または標準タイプの分厚いタイプのどちらか、または両方がおすすめです。

いつも持ち歩くスマートフォンの中には、LONGMAN英英辞典 アプリがおすすめです。LONGMAN英英辞典アプリは、有料版のコンテンツを利用すると、オフラインでも辞典や音声データを利用できるのでおすすめです。電子辞書の中の英英辞典は、筆者も持っていますが使い勝手を考えると電車の中でも布団の中でも使えるスマホ版アプリ、そして机の上では、ペーパーバック版の英英辞典を使っています。電子辞書の英英辞典は意外と使い勝手が悪いです。持たないよりは持っていた方が安心できるお守りのような位置づけでしょうか。

おすすめ英英辞典 まとめ

ペーパーバック版の電子辞書を購入する（LONGMANかOxfordかはご自身で選択してください）、スマホの中には英英辞典＋英和・和英辞典をインストールする、というのがおすすめです。書籍版のおすすめ英英辞典は、次の売れ筋ランキングをご覧下さい。

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