Oxford英英辞典 LONGMAN英英辞典 徹底比較 おすすめガイド

Oxford英英辞典 LONGMAN英英辞典を比較、どちらがおすすめ？


左からLONGMAN 英英辞典 第2版、LONGMAN 英英辞典 第6版（最新刊）、Oxford 現代英英辞典、Oxford ワードパワー英英辞典、Oxford コロケーション辞典、(筆者撮影)。

これから英語を学ぼうという方、またはもっと英語が上達したい方で英英辞典を購入しようと思っている方におすすめ英英辞典を紹介します。日本国内で売れている英英辞典は、Oxford英英辞典、LONGMAN英英辞典です、その他にコウビルド英英辞典、ペンギン 新英英辞典、コンサイス英英辞典、旺文社ショーター英英辞典、マクミラン英英辞典など様々な英英辞典が存在しますが今回は、売上ツートップのOxford英英辞典とLONGMAN英英辞典を比較します。それぞれ優れた点、劣る点、特徴や強み、弱みがありますので順番に比較していきます。Oxford英英辞典は第9版、LONGMAN英英辞典は第6版を使って比較します。

Oxford英英辞典 LONGMAN英英辞典 コンテンツ内容の比較

まずは、Oxford英英辞典とLONGMAN英英辞典のコンテンツ内容比較です。

項目Oxford英英辞典LONGMAN英英辞典
見出し語・派生語・成句等の数185,000230,000
例文数165,000
本文ページ数1,8202,161

上記コンテンツ内容の単純比較では、LONGMAN英英辞典の方が内容盛りだくさんであることが分かります。

Oxford英英辞典 LONGMAN英英辞典 のそれぞれの特徴比較

単語の説明時に使われている英単語の数

LONGMAN英英辞典は、たった2000の英単語で説明されています。Oxford英英辞典はOxford3000と呼ばれる3000語で解説されています。つまり、Oxfordの方がより少ない語数で説明されているので語彙（ごい）力の少ない初級レベルの方にはLONGMAN英英辞典の方が理解しやすいことでしょう。

単語の重要度の示し方

Oxford英英は重要単語に鍵マークが付いています。LOGMAN英英辞典は、重要単語が赤色表示され、さらに、使われる頻度が「●●●」や「●●○」のように●の数とS1 W1のようにそれぞれスピーキング時、ライティング時の使用頻度が表示されます。これにより、より重要な単語が分かる点、及び調べた単語解説ページの中の他の単語で重要な単語が一目で分かるという点で、学習者向けにはLONGMAN英英辞典の方がおすすめです。

同義語、類語、反対語について

synonyms（同義語）、collocations（コロケーション）、thesaurus（類語）、opposite word（反対語）についてそれぞれシンボルマークと共に解説されていますが使用した感覚値では、LONGMAN英英辞典の方がより学習しやすく感じました。

本文の色数

Oxford英英辞典は黒と青色の2色刷、LONGMAN英英辞典は黒、青、赤の3色刷りです（thesaurus（類語）は青＋赤＝紫、collocations（コロケーション）は濃い青色）で表示されています。また本文中に所々の入っている絵による英単語解説はフルカラー印刷となっています。最初にLONGMAN英英辞典を使った際には青や赤色が入っていて眼がチカチカするなあと感じていましたが、しばらく使っていると、この色分けやシンボルマークの使い方も非常に分かりやすく、優先度の高い単語を効率良く学習することができるので、沢山英単語を覚えたい初級学習者向けにはLONGMAN英英辞典がおすすめです。

Oxford英英辞典 LONGMAN英英辞典 紙質の比較

筆者はOxford英英辞典よりも圧倒的にLOGNMAN英英辞典の紙質が好きです。卓上であるページを開いて英英辞典を置いた後に右手の親指を使ってページをめくる際にLONGMAN英英辞典は適度に親指に引っかかりスムースにページがめくられるのと比べて、Oxford英英辞典の場合指がスリップしてめくれないことがあるのです。

LONGMAN英英辞典の紙質はOxford英英辞典と比べて適度なざらつき感があり気持ち良くページめくりできます。紙の表面はざらつきがあるのにその紙同士はピタリとくっつくことなくスムースにページめくりができるのです。Oxford英英辞典の紙質は表面が滑らか過ぎて、指の脂分や湿り気が少ない場合に地面の上をタイヤがスリップするようにスリップしてしまうのです。LONGMANは第2版を使って居た時も紙がめくりやすくて気に入っていました。Oxford英英辞典は第9版の他、ワードパワー英英辞典そして、コロケーション英英辞典もLONGMAN英英辞典に比べると同様にめくりづらい紙質となっています。英英辞典の他、ジーニアス英英辞典もOxford英英辞典の紙質に似ています。それだけ、LONGMAN英英辞典の紙質が特別に優れているのだと思います。このLONGMAN英英辞典をめくる時の親指へのひっかりに加えて、めくる紙とその下の紙とがすれるシュッ、シュッというざらつき感のある音が心地良いのです。

Oxford英英辞典 LONGMAN英英辞典 付録ソフトウェアの比較

Oxford英英辞典にはWindowsパソコンとMacで使える英英辞典ソフトウェアが含まれたDVD-ROMが付録で付いています。紙の辞典に含まれるコンテンツがパソコン上で使えるのです。ソフトウェア版のOxford電子辞典を使うメリットは次の通りです。

  1. 素早く検索できる
    2. 紙の電子辞典と違って、キーボードを数文字入力するだけで目的の単語が出てきます。紙と比べて圧倒的に素早く検索できます。単語の説明文中に不明な英単語がある場合はその単語をクリックするだけでさらにポップアップウィンドウで単語の意味が表示されます。
  2. 単語を読み上げてくれる
    3. イギリス英語とアメリカ英語のネイティブスピーカーが単語を読み上げてくれるので発音記号で読みを覚えるだけでなく耳を使って英単語を学習することができます。
  3. 電子辞典が手元になくても検索できる
    4. いつも持ち歩くPCの中に電子辞典ソフトェアを入れて置くだけで英英辞典検索できます。紙のOxford電子辞典は大きくて重いので学校や会社に持っていくのが面倒ですが、パソコンの中にソフトを入れておけばいつでも英英辞典を使えるのでこれは便利です。
  4. オフラインでソフトウェアを使える
    5. ネットに接続されていないオフラインでも電子辞典を使うことができます。ネット接続しないので表示スピードや読み上げスピードも早いです。

LONGMAN英英辞典第6版にはオフラインで使える電子辞典が付属していません。LONGMAN英英辞典第5版には英英辞典ソフトウェアが付属していたようですが筆者は所有していないので詳細不明です。

上記の通り、Oxford英英辞典に付属している英英辞典ソフトウェアは圧倒的に優秀です。このソフトウェアを買うためだけにOxford英英辞典を購入するメリットはあるでしょう。

では、LONGMAN英英辞典はオフラインで使う電子辞典は存在しないのでしょうか？いえ、実は、スマホで使えるLOGMAN ロングマン現代英英辞典プラス アプリがあります。詳細はLOGMAN ロングマン現代英英辞典プラス アプリレビューをご覧下さい。英英辞典アプリは、LONGMANとOxfordを比べると圧倒的にLONGMAN英英辞典の方が使い勝手が良いです。

Oxford英英辞典 LONGMAN英英辞典 比較まとめ、どちらがおすすめ？

もし、どちらか一つだけを筆者が購入するとすると、LONGMAN英英辞典を選びます。しかしOxford英英辞典、LONGMAN英英辞典のどちらも5000円余りで購入できる書籍ですので、Oxford英英辞典に付録で付いている英英辞典ソフトも活用できることを考えると両方買うことをおすすめします。

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